
ドラゴンボール初期、孫悟空が少年時代に立ち向かった巨大な悪の組織、レッドリボン軍。
レッド総帥を筆頭に、個性豊かな幹部たちがたくさん登場しました。
中でも、ファンの印象に強く残っているキャラクターの一人が、「ブラック補佐」、アニメ版だと「ブラック参謀」と呼ばれている人物です。
なぜ漫画とアニメで名前が違うの? レッド総帥へのまさかの行動とは? 戦闘力はどれくらいだったの?
今回は、レッドリボン軍の幹部、ブラック補佐(参謀)に迫ります!
レッドリボン軍のNo.2? ブラック補佐(参謀)って誰?
ブラック補佐(アニメ版ではブラック参謀)は、世界征服を企むレッドリボン軍の幹部です。
レッド総帥に仕えていますが、組織の新たな世界構築を純粋に望んでいるという一面も持っています。
見た目は身長の高い、黒人風の男性キャラクターとして描かれています。
原作漫画では「ブラック補佐」、テレビアニメ版では一貫して「ブラック参謀」という名前で登場しました。
まさかの下克上!? ブラック補佐(参謀)の強さ&戦闘力!
ブラック補佐(参謀)の強さはどれくらいだったのでしょうか?
彼は物語の中で、誰も予想しなかった行動に出ます。
それは、レッド総帥を自らの手で銃殺するという「下克上」!
レッド総帥の真の願い(身長を伸ばしたい)を知り、そのくだらなさに失望しての行動でした。
その後、悟空をレッドリボン軍にスカウトしようとしますが、断られたため戦闘に突入します。
素手での格闘戦を挑みましたが、その強さは格闘技ができる一般男性並みで、少年期の悟空に全く歯が立ちませんでした。
しかし、彼はレッドリボン軍が開発した巨大な「バトルジャケット」に乗り込み、悟空に襲いかかります!
このバトルジャケットに乗った状態での戦闘力は、詳細な数値は不明ながら、ファンからは少年期の悟空(戦闘力100)と比較して約80くらいではないかと推測されています。
素手の状態から考えると、バトルジャケット搭乗時は意外と高い戦闘力を持っていたと言えるでしょう。
なぜ名前が違う? 「ブラック補佐」と「ブラック参謀」問題!
漫画ではブラック補佐、アニメではブラック参謀。
なぜ彼の名前はアニメで変更されたのでしょうか?
明確な理由は明かされていませんが、アニメ版ではブラックが部下を指導するシーンなどが追加され、「参謀」としての役割が強調されていたため、それに合わせて名前が変更されたのではないかと推測されています。
また、ドラゴンボールが世界的に有名になるにつれて、ブラック参謀やミスター・ポポといった一部のキャラクターデザインや名前に、差別的ではないかという意見が見られるようになりました。
人種差別は非常にデリケートな問題ですが、鳥山明先生や制作者側に差別の意図はなかったと言われています。
皮肉なことに、2022年現在では、逆に作品に黒人のキャラクターが登場しないことの方が差別的だという流れになっているとも言われています。
ブラック補佐(参謀)の名前やデザインも、時代の流れと共に様々な捉え方がされるようになったと言えるでしょう。
「中の人」はあのレジェンド声優だった!
テレビアニメ版『ドラゴンボール』で、ブラック補佐(ブラック参謀)の声を担当したのは、声優の佐藤正治(さとう まさはる)氏です!
佐藤正治氏は1946年生まれのベテラン声優さんで、もともと子役や舞台俳優として活動していましたが、神谷明氏に勧められて声優の道へ進みました。
代表作には、『ドラゴンボール改』以降の亀仙人役(前任の宮内幸平氏から引き継ぎ)、『キン肉マン』のバッファローマン(初代)、『聖戦士ダンバイン』のガラミティ・マンガンなど、数々の有名キャラクターを演じています。
あの渋い声でブラック参謀を演じていたなんて、すごいですよね。
ネットでの反応は?
ブラック補佐(参謀)は、登場回数は少ないながらも、そのユニークさからファンの記憶に残っています。
ネットではどんな反応があるんでしょうか?
悪人だけど印象に残ってる!
レッド総帥を撃ち殺すという衝撃的な行動や、バトルジャケットでの戦闘などから、「悪人だけど記憶に残ってる」「印象的なキャラクターだった」という声が見られます。
特にレッド総帥への下克上は、多くの読者にインパクトを与えました。
もしリメイクされたら…?
もしドラゴンボールが今後リメイクされるとしたら、ブラック補佐(参謀)のデザインが変更されるのではないか、と推測するファンもいるようです。
これも前述の差別問題に関連する意見と言えるでしょう。
まとめ:下克上とバトルジャケット! 記憶に残るレッドリボン軍幹部!
ドラゴンボール初期の敵組織、レッドリボン軍のブラック補佐(ブラック参謀)。
漫画とアニメで名前が違うというユニークな設定を持ち、レッド総帥を撃ち殺すという衝撃的な下克上を見せました。
素手での戦闘力は一般レベルでも、バトルジャケット搭乗時は意外と高く、少年期の悟空を苦しめました。
その名前やデザインについては様々な意見もありますが、制作者の意図を超えて長く愛されているキャラクターと言えるでしょう。
渋い声で演じた佐藤正治氏の演技も光る、ブラック補佐(ブラック参謀)。
レッドリボン軍編を読み返す際は、ぜひ彼の活躍にも注目してみてください!
レッドリボン軍をまとめた記事もありますので是非ご覧ください

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