
少年孫悟空が、ドラゴンボールを探す旅の途中で出会った個性豊かなキャラクターたち。
占いババの宮殿で、悟空たちの行く手を阻んだ謎の戦士たちを覚えていますか?
その中でも、全身包帯ぐるぐる巻きで、ちょっと不気味な見た目のアイツ…そう、『ミイラくん』です!
名前はかわいらしい(?)のに、見た目は怖くて強そう!
ヤムチャをあっという間に倒し、悟空とも戦ったミイラくんは、一体どれくらいの強さだったのでしょうか?
今回は、占いババの宮殿を守る戦士、ミイラくんにスポットを当てて、その強さ、戦闘力、そして意外な比較対象まで、徹底的に解説しちゃいます!
占いババの戦士! ミイラくんってどんなキャラ? プロフィール!
ミイラくんは、亀仙人のお姉さんである占い師、占いババの宮殿に登場した戦士の一人です。
占いババが呼び出した5人の戦士のうち、3番手として悟空たちの前に立ちはだかりました。
包帯ぐるぐる! でも見た目とギャップの俊敏さ!
見た目はその名の通り、全身を包帯でグルグル巻きにされており、強面でがっしりした体格をしています。
一般的なミイラが弱々しいイメージなのに対し、ミイラくんは非常に立派な体格です。
しかし、その見た目に反して、戦闘では驚くほど俊敏な身のこなしを見せました!
その素早さを見た亀仙人も、思わず「は、はやい!」と口を突いて出るほどでした。
ミイラくんの戦闘力や強さは? ブルー将軍より強い?
占いババの戦士として悟空たちの前に現れたミイラくん。その強さ、気になりますよね!
他の戦士や、当時のライバルたちと比較しながら、彼の強さを考察します。
パワーはアックマンやフリーザに匹敵!?
占いババの5人の手下の中で、ミイラくんはアックマン、そしてもう一人(※記事中では「フリーザ」とありますが、これは別のキャラクターと推測されます。原文に準拠します)と共に、ドラキュラマンやスケさんといった他の戦士とは別格の強さを持っているとされています。
アックマンは過去に天下一武道会で2度優勝したこともある実力者であり、ミイラくんはそんなアックマンに匹敵する、あるいは若干劣る程度の実力を持っていたと考えられます。
打撃技が主体! 包帯は飛び道具!
ミイラくんは、かめはめ波のようなエネルギー波(気功波)を使う描写はありません。
彼の戦闘スタイルは、その体躯を活かした強力な打撃技が主体です。
また、全身の包帯を飛び道具のように伸ばして相手を拘束したり、攻撃したりすることもできます。
これらの打撃技と包帯術で、当時のクリリンよりも強いと考えられています。
ヤムチャを一蹴! 卑怯な手も通じない強さ!
占いババの宮殿で、最初にミイラくんと戦ったのはヤムチャでした。
ヤムチャはミイラくんの素早さとパワーに全く歯が立たず、一方的に追い詰められます。
窮地に陥ったヤムチャは、わざと倒れたふりをしてミイラくんを油断させ、足を引っかけて猛毒の沼に落とそうという卑怯な戦法をとります。
しかし、ミイラくんは全身の包帯を伸ばして難を逃れ、逆にヤムチャをあっという間に戦闘不能にしました。
ヤムチャの卑怯な手すら通じない、ミイラくんの高い実力が示されたシーンです。
【比較】ブルー将軍より強い!?
レッドリボン軍の幹部、ブルー将軍も超能力(金縛り)を使う強敵でしたが、ミイラくんは彼よりも強いと考えられています。
ブルー将軍は、クリリンの素早い動きについていけない描写がありました。
そして、クリリンはミイラくんより格下であるはずのドラキュラマンに苦戦しており、ミイラくんの実力はブルー将軍を上回ると推定されます。
当時の悟空に完敗! でも亀仙人よりは強い?
ミイラくんは最終的に、孫悟空と対戦します。
打撃技で猛攻をかけるミイラくんでしたが、当時の悟空は涼しい顔で攻撃を受け止めます。
そして悟空の強烈なパンチ一発で、ミイラくんは失神してしまいました…。
悟空の圧倒的な実力の前に、ミイラくんは完敗でした。
しかし、この戦いの前に亀仙人が「いままでの悟空では勝てまい」と語っていたことから、ミイラくんの強さは少なくとも第21回天下一武道会の頃の悟空や、亀仙人(戦闘力100と推測)よりは上だったと考えられます。
これらのことから、ミイラくんの戦闘力は推定110程度ではないか、と考察されています。
ヤムチャやブルー将軍にとっては脅威となる、高い実力を持っていたと言えるでしょう。
中の人はあの有名声優さんだった! リュウ・ホセイ役も!
ミイラくんの、ちょっと怖いけど耳に残る声。
彼の声を担当したのは、レジェンド声優の飯塚昭三(いいづか しょうぞう)氏です!
飯塚昭三氏は、特撮やアニメで数多くの悪役を演じてきた、日本声優界の大ベテランでした。
特に、『宇宙刑事ギャバン』の初代ドン・ホラー役などが有名です。
また、意外なところでは、『機動戦士ガンダム』のリュウ・ホセイ役も演じていました!
他にも、『忍たま乱太郎』の稗田八方斎など、幅広い役柄を演じ分けた実力派声優さんです。
ミイラくんの不気味さと強さを、飯塚氏が見事に表現していました。
ファンからの反応は?「ヤムチャがかませ犬に」「名前がそのまんま」!
ミイラくんは、登場シーンは短いながらも、その個性的な見た目や活躍(?)で、ファンの記憶に残っています。
ネットではどんな反応が見られるのでしょうか?
「ヤムチャがかませ犬になった相手!」
「ミイラくん、ヤムチャをあっさり倒したのが印象的」「ヤムチャがかませ犬になった相手だったな」など、ヤムチャを一蹴したミイラくんの実力を評価する声が多く見られます。
初期のヤムチャにとっては、越えられない壁だったようです。
「名前がミイラくんって、そのまま(笑)」
「ミイラくんって名前、そのまま過ぎて好き」「力が入ってないネーミングセンスが良い」など、見た目をそのまま名前にしたシンプルさに親しみを感じるファンもいます。
いかにも鳥山明先生らしいネーミングですよね。
「仲間が歯が立たないのに、悟空はあっさり倒した…」
「ミイラくんとかナッパとか、仲間は苦戦するのに悟空があっさり倒しちゃう敵キャラって良いよね」など、ミイラくんを「仲間が苦戦するも悟空があっさり倒す枠」のキャラクターとして捉えているファンもいます。
物語の初期における、悟空の成長を示す存在だったと言えるでしょう。
まとめ:ヤムチャを一蹴! 侮れない実力の包帯男!
ドラゴンボール初期、「占いババ編」に登場したミイラくん。
全身包帯の不気味な見た目とは裏腹に、ヤムチャを一蹴し、亀仙人やブルー将軍をも上回る実力を持った侮れない戦士でした。
戦闘力は推定110程度と考察され、その強さは打撃技と包帯術が主体。
最終的には当時の孫悟空に完敗しましたが、物語序盤の悟空や仲間たちの成長を示す重要な敵キャラクターでした。
声を担当したのは、『機動戦士ガンダム』のリュウ・ホセイ役などで知られる飯塚昭三氏。
登場シーンは短いながらも、その個性的な見た目と、ヤムチャとの印象的なバトルで、ファンの記憶に残っているミイラくん。
次に「占いババ編」を見る時は、ぜひミイラくんの俊敏な動きと、ヤムチャを翻弄する姿に注目してみてください!
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