【僕たちは勉強ができない】文学の森の眠り姫・古橋文乃の魅力に迫る!名シーン&可愛い表情を徹底解説

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【僕たちは勉強ができない】文学の森の眠り姫・古橋文乃の魅力に迫る!名シーン&可愛い表情を徹底解説

 

週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化もされた人気ラブコメ漫画「僕たちは勉強ができない」。

その中でも初期から登場し、メインヒロインの一角を占めるのが「文学の森の眠り姫」こと、古橋文乃です。

作中では、彼女の魅力が光る可愛いシーンや名場面が数多く描かれ、多くの読者を惹きつけてきました。

今回は、そんな古橋文乃の人物像から、物語の中で見せた印象的なシーンまで、その魅力を深掘りしていきます。

彼女の隠れた一面や、唯我成幸との関係性の変化にも注目しながら、古橋文乃の可愛さの秘密を紐解きましょう。

 

「僕たちは勉強ができない」物語のあらすじと古橋文乃の登場

「僕たちは勉強ができない」は、高校3年生になった主人公・唯我成幸が、学園の推薦を勝ち取るために、緒方理珠と古橋文乃の教育係を任されるところから物語が始まります。

実は、彼女たちにはこれまで6人もの教育係がついていましたが、途中で匙を投げてしまったという前歴があります。

しかし、唯我成幸は自身の推薦のためにも、彼女たちを見捨てることはしないと宣言し、教育係として奮闘していくのです。

緒方理珠は理系分野の天才として、古橋文乃は文系分野の天才として知られ、本来であればどの大学にも入れるほどの優秀な生徒たちでした。

しかし、唯我成幸が二人に志望大学を尋ねると、驚くべきことに緒方理珠は文系、古橋文乃は理系の大学を志望すると答えます。

特に緒方理珠は国語が、古橋文乃は数学が苦手で、唯我成幸は教育係の道のりが決して楽ではないことを悟ります。

その後、スポーツ特待生の武元うるかも勉強全般が苦手なため、唯我成幸と共に勉強することになります。

こうして、唯我成幸、緒方理珠、古橋文乃、武元うるかの4人は少しずつ距離を縮めていき、「僕たちは勉強ができない」の物語は展開していきます。

本作の原作者は「ニセコイ」のスピンオフ漫画「マジカルパティシエ小咲ちゃん!!」の作者でもある筒井大志です。

「僕たちは勉強ができない」は週刊少年ジャンプで連載され、この記事で紹介する可愛いシーンや名シーンは、主に単行本5巻までの内容から厳選しています。

 

古橋文乃の人物像と知られざる魅力

「僕たちは勉強ができない」に登場する古橋文乃は、「文学の森の眠り姫」と称されるほど文系科目の成績が優秀で、学園の推薦枠を獲得しています。

しかし、彼女が志望するのは理系の大学、しかも数学の成績は壊滅的で、教育係の唯我成幸から数学を教わることになります。

古橋文乃は、黒の長髪に白いカチューシャをしているのが特徴的な可愛らしいキャラクターです。

「僕たちは勉強ができない」に登場する3大ヒロインの一人で、唯我成幸に勉強を教えてもらったり、互いにコミュニケーションを取ることで距離を縮めていきます。

古橋文乃自身は「料理は何でも作れる」と豪語しますが、実際は手先が不器用で料理は全くできません。

また、胸にコンプレックスを抱いており、そのことを指摘されると落ち込む場面が描かれているのも、彼女の人間らしい魅力として挙げられます。

 

古橋文乃の隠された魅力が花開く

「僕たちは勉強ができない」では、物語が展開するにつれて、キャラクターたちの新たな魅力が明らかになっていきます。

古橋文乃の魅力もまた、物語が進むにつれて増していきます。

登場当初の彼女の魅力は、その容姿の良さにあると考える読者が多いようです。

可愛らしいのはもちろん、スタイルも良くモデルのような容姿をしていますが、完璧すぎない、控えめな胸という部分が、かえって彼女の親しみやすさに繋がっているという見方もあります。

物語が展開していくにつれて現れる魅力としては、当初は悪意なく辛辣な言葉を発することが多々ありましたが、少しずつ人とのコミュニケーションに慣れていき、「僕たちは勉強ができない」の夏休み以降は、辛辣な言葉を口にせず、心の中で呟くようになった点が挙げられます。

これは、彼女が唯我成幸たちとの交流を通して、内面的な成長を遂げた証とも言えるでしょう。

さらに物語が進むにつれて、唯我成幸との距離も縮まり、古橋文乃と唯我成幸はアイコンタクトだけで会話ができるようになります。

言葉を交わさずとも通じ合える二人の関係性は、古橋文乃の新たな魅力として多くの読者の心を掴みました。

例えば、緒方理珠と唯我成幸が一緒にいるところに古橋文乃がやってきて、唯我成幸とアイコンタクトで会話をしているシーンは、二人の絆の深まりを感じさせる名場面と言えるでしょう。

 

古橋文乃の可愛い名シーンをピックアップ!

ここからは、「僕たちは勉強ができない」の物語の中から、古橋文乃の特に可愛い名シーンを具体的に紹介していきます。

 

「言質を取る」口癖が生まれた第1巻

「僕たちは勉強ができない」の第1巻では、唯我成幸が教育係に任命され、古橋文乃、緒方理珠、武元うるかという3大ヒロインと出会い、勉強を教えることになります。

また、この第1巻では、なぜ緒方理珠が文系、古橋文乃が理系を志望するのかという理由が明かされます。

緒方理珠はいつも一人でアナログゲームをしており、誰かと対戦すると負けてしまうため、心理学を学んでゲームに勝てるようになりたいという理由でした。

一方、古橋文乃は幼い頃に母親を亡くしており、亡くなる前に「私が死んでも星になって見守っているから探してね」と母親に言われ、そのことがきっかけで天文学に興味を持ったため、理系の大学に志望します。

唯我成幸が教育係を投げ出すことなく責務を全うすることを宣言したことに対して言った古橋文乃のセリフ、「言質を取る」は彼女の文系である特徴を際立たせる名シーンとして記憶されています。

このセリフは古橋文乃の口癖のようになり、様々な場面で使われるようになります。

例えば、第1話で唯我成幸が古橋文乃に数学、緒方理珠に国語のテストをさせ、結果は二人とも散々だった翌日、唯我成幸は父親の言葉を思い出し、緒方理珠と古橋文乃のためにそれぞれが苦手な教科のノートを作ります。

そして翌日、そのノートを二人に渡し、改めて二人の勉強を応援することを宣言した直後のシーンでは、緒方理珠と古橋文乃の可愛い表情が描かれ、読者の間で話題となりました。

 

24話の「付き合う」提案と恋心

「僕たちは勉強ができない」の第3巻では、古橋文乃がメインの回が多く描かれています。

その中でも特に可愛いシーンや名シーンが描かれているのが第24話です。

この話までのあらすじとして、古橋文乃と唯我成幸が勉強していたところに、いばらの会がやってきて、二人が恋仲になるのかと誤解し、二人の距離を縮めようとします。

しかし、唯我成幸と古橋文乃が二人で熱心に勉強している様子を見た、いばらの会のメンバーは二人の誤解が解け、騒動は解決します。

唯我成幸はそのことに全く気付いておらず、古橋文乃に教えられて初めて気付くことになります。

古橋文乃はこの騒動の影響を受けたのか、上の画像にあるシーンで、唐突に「本当に付き合う」ことを提案します。

さらりと大胆な発言をしていますが、その表情は普段と変わらず、会話の流れのように発言しているのが印象的です。

その次のシーンでは古橋文乃が冗談であることを告げ、互いに少し動揺してしまいますが、そのまま会話は終わり、24話は終了します。

古橋文乃は、緒方理珠と武元うるかが唯我成幸に対して好意を抱いていることを知り、古橋文乃自身も好意を抱いていましたが、二人のために古橋文乃は身を引く決意をします。

上の画像の最後のシーンでは、そのことがほのめかされており、古橋文乃が唯我成幸を好きにならないように意識をしている様子が描かれています。

この一連の流れは、古橋文乃の奥ゆかしい性格と、友人への深い配慮が垣間見える、彼女の魅力が凝縮された場面と言えるでしょう。

 

28話の下着回で垣間見えたコンプレックスと可愛さ

第4巻では、唯我成幸が下着店の店員を任され、そこに緒方理珠や古橋文乃といったヒロインたちがやってくる話が描かれています。

特に28話では、古橋文乃が下着を選ぶ話を中心に描かれています。

古橋文乃は着ぐるみを着た唯我成幸に対して、その着ぐるみの中にいるのが唯我成幸だと知らずに、下着のサイズを口にしたりします。

上の画像では、胸にコンプレックスを抱いている古橋文乃が描かれており、普段とは異なる髪型も相まって、一段と可愛い様子が描かれています。

試着室から出てきた古橋文乃は、購入する下着のサイズを店員に伝えますが、そこにいたのは着ぐるみの頭部を脱いだ唯我成幸でした。

自身の胸のサイズを知られてしまった古橋文乃は、上の画像のように、3つのカットに分けて徐々に顔を暗くしていく、その表情の変化が彼女の心情を雄弁に物語っています。

下着を購入した後、ショックを受けた古橋文乃に対して、唯我成幸は慰めるためにアイスを奢ります。

怒っている古橋文乃も可愛く描かれており、アイスをヤケ食いしているシーンは古橋文乃がお菓子好きであることも示しています。

また、この回では古橋文乃が唯我成幸に対して、自身の知られたくないことや恋愛に関する「練習問題」を出しており、彼女の複雑な乙女心が描かれた重要な回となりました。

 

37話の料理回で見せた不器用な一面

「僕たちは勉強ができない」の第5巻の37話では、古橋文乃の料理回が描かれています。

唯我成幸には見栄を張って「料理は何でもできる」と言っていますが、本人は全くできず、この話で古橋文乃にピンチが訪れます。

ある日、お店で唯我成幸と古橋文乃が出会い、ひょんなことから古橋文乃が唯我成幸に料理を振る舞うことになります。

この話では、古橋文乃が髪型を三つ編みにしているところが可愛いシーンの一つとして多くの読者に好評でした。

唯我成幸を自身の家に招いた古橋文乃は、カレーを作ろうとしますが、その間、料理をしている姿を見られたくないのか、古橋文乃は唯我成幸にシャワーを浴びて来させたり、掃除をさせたりと、あの手この手で時間稼ぎをします。

上の画像では、古橋文乃が時間稼ぎのために「30分の顔洗い」を唯我成幸に命じているコミカルなシーンが描かれています。

そして時間を稼いでいる間に、古橋文乃は緒方理珠に助けを求めます。

古橋文乃が緒方理珠に助けを求めますが、そこで誤解が生じ、緒方理珠から武元うるか、武元うるかから小美浪、小美浪から桐須へと誤解の相談が伝わっていきます。

そして、桐須先生は古橋文乃にアドバイスを送りますが、それが功を奏したのか、古橋文乃が望んでいる答えを伝えることができ、古橋文乃は無事にカレーを作り上げることができました。

この話では、古橋文乃の特徴の一つである、一度読んだ文学作品を完全に覚えている能力が発揮されており、彼女の意外な才能が描かれた回でもありました。

 

39話のお泊り回で深まった唯我との絆

「僕たちは勉強ができない」第5巻の表紙が夏祭りの様子が描かれているように、この第5巻では、ヒロインと唯我成幸の夏祭りの様子が描かれています。

特に39話では、古橋文乃と唯我成幸が中心に描かれており、古橋文乃の可愛いシーンや名シーンが豊富に盛り込まれています。

古橋文乃は迷子になった子供を探しており、探し終えたのか一人駅で星を眺めていました。

そこに唯我成幸もやってきて、二人は鉢合わせをします。

終電はすでに過ぎており、タクシーを拾うこともできず、さらに古橋文乃は足を痛めていたため、二人は近くの旅館に泊まることにしました。

二人は旅館に来たものの、ほぼ満室で、一部屋しか空いていない状態でした。

旅館の人は、男女二人が同じ部屋に泊まることに対して懸念を抱いていましたが、古橋文乃は唯我成幸と姉弟であると機転を利かせ、なんとか泊めてもらうことができました。

部屋には布団が一つしかなく、枕が二つ並べられており、仕方なく二人は同じ布団で寝ることになりました。

上の画像は、寝る前に星を眺めている二人が描かれており、古橋文乃が天文学を心から愛していることがよくわかる、彼女らしいシーンです。

二人が眠り、古橋文乃は夢を見ていました。

夢の中で母親に話しかけられ、手を握っており、そして目を覚ますと、古橋文乃は唯我成幸の手を握っていました。

時間帯はまだ夜中で、古橋文乃は、そのまま手を握ったまま再び眠りにつきました。

そして次の日の朝、二人は顔を合わせることができないまま、電車でそれぞれの自宅へと帰っていきます。

このお泊り回は、古橋文乃の唯我成幸への恋心がより明確に描かれ、二人の関係性が一歩深まった、ファンにとってはたまらないエピソードと言えるでしょう。

 

「僕たちは勉強ができない」古橋文乃は魅力満載のキャラクター!

「僕たちは勉強ができない」の単行本5巻までの物語だけでも、古橋文乃の数多くの名シーンや可愛いシーンが見られました。

物語が進むにつれて、古橋文乃や他の登場キャラクターたちの心境は変化し、関係性も深まっていきます。

古橋文乃の、文学的な知識と天然な言動、そして唯我成幸に対する秘めたる恋心は、多くの読者を魅了し続けています。

彼女の成長と、唯我成幸との関係性の行方は、これからも多くの読者の注目を集めることでしょう。

まだ「僕たちは勉強ができない」をご覧になったことがない方も、ぜひ一度手に取って、古橋文乃をはじめとする魅力的なキャラクターたちの活躍をその目で確かめてみてください。

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