怪獣8号で登場した識別怪獣兵器(ナンバーズ)は、従来の対怪獣兵器とは一線を画す画期的な技術です。怪獣の力を利用した圧倒的なパワーと、適合者しか扱うことのできない特殊な能力は、戦局を大きく左右する可能性を秘めています。
識別怪獣兵器の登場により、怪獣8号はさらに面白くなっていきます。
今後の展開では、識別怪獣兵器の秘密や、適合者の過去、そして新たな怪獣との戦いなどが明らかになっていくでしょう。
目が離せない展開が続々登場する怪獣8号、今回は、人間の脅威となっている怪獣を兵器という視点でまとめました。
本記事を読んで識別兵器について、ぜひチェックしてください!
識別怪獣兵器(ナンバーズ)とは?
識別怪獣兵器は、怪獣8号の世界において、人類が誇る対怪獣戦の切り札と言える存在です。識別怪獣のパーツを組み込んで造られたこの兵器は、従来のスーツとは一線を画す圧倒的な力と能力を有しており、使いこなせれば単独での大怪獣処理さえ可能とされています。
しかし、その強大さに反して、識別怪獣兵器には使用者にとって非常に大きなリスクが伴います。以下、識別怪獣兵器の詳細と、その光と影について解説します。
識別怪獣兵器の驚異的な力
識別怪獣兵器は、その名の通り、識別怪獣のパーツを組み込んで造られた兵器です。識別怪獣とは、通常の怪獣よりも強靭な肉体と特殊能力を持つ強敵であり、そのパーツを用いることで、識別怪獣兵器は以下のような驚異的な力を発揮します。
識別怪獣兵器は戦場において非常に強力な存在となります。単独で大怪獣を撃破することも可能であり、その活躍は人類にとって大きな希望となっています。
識別怪獣兵器の使用者に潜む危険
識別怪獣兵器の強大な力は、使用者にとって大きなリスクを伴います。
過負荷による命の危険
識別怪獣兵器を使用する際には、使用者に莫大な負荷がかかります。この負荷は肉体だけでなく精神にも及び、長期的に使用を続けると寿命を縮める恐れがあります。実際に、識別怪獣兵器使用者の中には、除隊前に命を落としてしまう者も少なくありません。
暴走のリスク
怪獣の強大なエネルギーと細胞の影響を受け、識別怪獣兵器使用者の脳は活性化します。その結果、本来の人間性や欲望が際立ってしまう場合があり、性格によっては暴走や自滅に至る危険性も孕んでいます。
ゴースト現象
稀に、識別怪獣兵器を使用する際に、前任者の幻影を見る「ゴースト」と呼ばれる現象が発生することがあります。これは、兵器に宿る前任者の記憶が影響していると考えられていますが、確かな原因は解明されていません。北方師団の阿久津と四ノ宮キコルは、それぞれゴーストを経験しており、その影響を受けている様子が描写されています。
これらのリスクは、識別怪獣兵器の運用における大きな課題となっています。兵器の強さを最大限に活かしながら、使用者を守り、暴走を防ぐための対策が求められています。
3号、5号、7号について
©松本直也/集英社
3号、5号、7号については、適合者が複数人いると作中で言及されています。
適合者が極めて少ない他の識別怪獣兵器とは違いこの3体については扱いやすい兵器のようです。
作中では、まだ登場はしていません。
識別怪獣兵器(ナンバーズ)
怪獣1号
フォルティチュード: 8.0以上
識別怪獣兵器: スーツ&コンタクトレンズ(Rt-0001)
搭乗(適合)者: 鳴海弦
最大解放戦力: 98%
怪獣1号は、電気信号を視覚化することで未来を予知する能力を持つ怪獣です。この未来視能力は、スーツに搭載された眼から電気信号や電子の動き、温度変化、地形などを把握し、次に起こる現象を予知することが可能です。
怪獣2号
フォルティチュード: 8.0以上
識別怪獣兵器: スーツ&アーム(Fs-1002)
装着(適合)者: 四ノ宮功→怪獣9号
怪獣2号は、指向性エネルギーを主攻撃力とする怪獣です。また、ソニックブームによる打撃範囲の拡張を多用します。兵器化された場合、識別怪獣兵器としてスーツとアームを装着します。
怪獣3号
不明です。
怪獣4号
フォルティチュード: 8.0以上
識別怪獣兵器: スーツ
装着(適合)者: 四ノ宮ヒカリ→四ノ宮キコル
最大解放戦力: 94%
怪獣4号は飛行能力を持つ怪獣で、「最速の識別怪獣兵器」として知られています。この怪獣の特性を活かして、四ノ宮ヒカリは多数の討伐を果たしました。
怪獣6号
フォルティチュード: 9.6
識別怪獣兵器: スーツ
装着(適合)者: 市川レノ
最大解放戦力: 51%〜
怪獣6号は、「怪獣の王」として恐れられる怪獣でした。高い戦闘能力と多数の本獣を従えて襲来し、多くの被害をもたらしました。討伐された後は兵器化され、最も強力で危険な識別怪獣兵器として封印されています。
怪獣7号
不明です。
怪獣8号
フォルティチュード: 9.8以上
融合者: 日比野カフカ
怪獣8号は、日比野カフカを怪獣化させたパワー型の大怪獣です。その脅威的なフォルティチュードから、「歴史に残る大怪獣」として防衛隊に認識されています。怪獣を憎み、カフカを探し出して意図的に怪獣化させる行動が観察されました。
怪獣9号
フォルティチュード: 8.5→??
融合者: 穂高タカミチ→長嶺カンジ→四ノ宮功
怪獣9号は、高い戦闘能力と様々な能力を持つラスボス怪獣です。人間に擬態する能力や分裂、空間展開、怪獣の亡骸操作、怪獣察知能力、飛行能力などを持ち、防衛隊に多大な脅威を与えました。怪獣9号は、怪獣10号から怪獣15号までの製作にも関与しました。
怪獣10号
フォルティチュード: 8.3→9.0(頭だけで5.7)
兵器: スーツ
装着(適合)者: 保科副隊長
最大解放戦力: 92%→???
怪獣10号は、怪獣9号が生み出した試作品で、パワー型の大怪獣です。戦闘狂で正面突破を好む特性を持ち、後に意思を持った識別怪獣兵器として保科副隊長と共に戦いました。
怪獣11号
(推定)フォルティチュード: 9.0〜
怪獣11号は、魚系の頭をした「水を操る」怪獣で、怪獣9号によって造られたものです。防衛隊の主戦力を削ぐために鳴海隊長に対する対策として造られました。
怪獣12号
(推定)フォルティチュード: 9.0〜
怪獣12号は、怪獣10号に近い人型フォルムの超接近特化型の怪獣です。戦闘センスが高く、保科副隊長の抜刀術を模倣します。怪獣9号によって造られ、防衛隊の主戦力を削ぐために戦いました。
怪獣13号
(推定)フォルティチュード: 9.2
怪獣13号は、ランナータイプの怪獣で、「脚力強化」からの突撃を主攻撃とします。怪獣9号によって造られ、防衛隊の主戦力を削ぐために戦いました。
怪獣14号
フォルティチュード: 9.0〜
怪獣14号は、四方に顔を持つモノリス型の怪獣です。口から放つ高出力レーザーや転移能力を持ち、防衛隊に多大な脅威を与えました。怪獣9号によって造られ、防衛隊の主戦力を削ぐために戦いました。
怪獣15号
フォルティチュード: 9.0〜
怪獣15号は、脳をテーマにデザインされた「精神攻撃」を主攻撃とする怪獣です。防衛隊の主力であるキコルを倒すために造られました。怪獣9号によって造られ、防衛隊の主戦力を削ぐために戦いました。
まとめ
識別怪獣兵器は、従来の対怪獣兵器とは異なり、大怪獣の力を利用した兵器です。
識別怪獣兵器をどのように活用していくのか、そしてそのリスクとは何なのか。今後の展開では、これらの問題が深く掘り下げられていくでしょう。
今後、未登場の怪獣兵器にも期待したいと思います(^^♪
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