【ドラゴンボール】「おっす!オラ悟空!」 数々の名言・名シーンを生んだ、世界に誇る最強ヒーロー伝説!

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【ドラゴンボール】「おっす!オラ悟空!」 数々の名言・名シーンを生んだ、世界に誇る最強ヒーロー伝説!

 

『ドラゴンボール』といえば、宇宙最強を目指すサイヤ人・孫悟空の冒険と激闘を描いた、世界中で愛される伝説的な漫画・アニメ作品です!

その主人公である孫悟空は、単に強いだけでなく、その純粋な心や、困難にも立ち向かう不屈の精神で、多くの読者や視聴者に感動と勇気を与えてきました。

彼の冒険の中では、思わず胸が熱くなる名言や、目に焼き付いて離れない名シーンが数え切れないほど生まれています!

この記事では、地球を、そして宇宙を何度も救ってきたヒーロー・孫悟空の魅力に迫るべく、彼の記憶に残る名言や名シーンを厳選して紹介!

さらに、彼のルーツや人となり、物語と共に進化を遂げた様々な変身形態、そして代名詞ともいえる必殺技の数々まで、悟空の全てを徹底解説しちゃいますッ! 彼の活躍を振り返りたい人も、初めて『ドラゴンボール』に触れる人も、ぜひ参考にしてくださいね!

 

  1. 孫悟空とは? 宇宙を股にかける最強ヒーローのルーツと人となり
    1. 胸を熱くする厳選名言・名シーン集! 悟空の魂が叫ぶ言葉
      1. 名言①「よくわからねぇけど…うれしいニオイだ…」【占いババ編】
      2. 名言②「オラのすべてをこの拳にかける!!!!」【ピッコロ大魔王戦】
      3. 名言③「オラはここで育った孫悟空だ!!!」【サイヤ人編(vsラディッツ)】
      4. 名言④「オレはおこったぞー!!!!! フリーザーッ!!!!!」+「クリリンのことかーっ!!!!!」【フリーザ戦】
      5. 名言⑥「バイバイみんな…」【セル戦】
      6. 名言⑦「まだおめえは力の全部を出しきってねえぞ!!!爆発させろ!!!力を!!!」【セル戦(親子かめはめ波)】
      7. 名言⑧「死んだらまた会おうなー!!」【魔人ブウ編】
      8. 名言⑨「やるじゃねえかサタン!!! おめえはホントに世界の…救世主かもな!!!!」【魔人ブウ編】
      9. 名言⑩「またな!」【魔人ブウ戦】
    2. 物語と共に進化! 孫悟空の主要変身形態を解説
      1. 大猿(おおざる)
    3. 超(スーパー)サイヤ人
    4. 超(スーパー)サイヤ人2
    5. 超(スーパー)サイヤ人3
    6. かめはめ波だけじゃない! 孫悟空の代表的な技の数々
    7. ジャンプのヒーロー! 孫悟空と『ONE PIECE』ルフィの共通点とは?
    8. レジェンド声優・野沢雅子! 孫悟空に命を吹き込んだ声
  2. まとめ:数々の名言と名シーンを生んだ、世界に誇るヒーロー

孫悟空とは? 宇宙を股にかける最強ヒーローのルーツと人となり

まずは、『ドラゴンボール』の主人公、孫悟空の基本的なプロフィールと、彼がどのような人物なのかをご紹介します!

孫悟空は、滅亡した惑星ベジータ出身の戦闘民族サイヤ人です。

サイヤ人としての本名はカカロットといい、父バーダックと母ギネの間に生まれました。本来は、戦闘力が低いと判断され、地球という弱い惑星を支配するために送り込まれた赤ん坊でした。

しかし、地球に到着した際に頭を強く打ったことで、サイヤ人としての好戦的な本能や記憶を失い、地球の優しい老人・孫悟飯に拾われ「孫悟空」と名付けられて育てられます。

初登場時は尻尾の生えた少年で、まだ幼い体型をしていましたが、物語の進行と共にたくましく成長。身長も体格も大きく変化していきました。

サイヤ人の特徴である尻尾は、物語の途中で神様によって取り除かれてからは生えることがなくなります。

性格は、サイヤ人らしい純粋な好戦性を持っており、強い相手と戦うことが何よりも大好き! 強敵に出会うと、恐怖するどころか「ワクワクすっぞ!」と目を輝かせます。

しかし、地球で孫悟飯に育てられたことで、サイヤ人としての残虐性はなく、明るく素直で心優しい性格となりました。卑怯な戦い方を嫌い、どんな相手にも正々堂々と自分の力のみで立ち向かいます。

誰とでもすぐに打ち解けて友達になる人懐っこさも彼の魅力です。幼い頃は一般常識に欠ける天然な一面もありましたが、多くの人々と関わる中で、それなりの常識も身につけていきました。

物語は、山奥で一人暮らしをしていた孫悟空が、七つのドラゴンボールを探しに来た都会の少女ブルマと出会うところから始まります。

この出会いが、孫悟空の人生を大きく変え、ドラゴンボールを巡る大冒険、そして襲い来る強敵との激闘へと繋がっていきます。

孫悟空は、仲間たちとの出会いや、様々な武術の師との修行を経て、宇宙最強クラスの戦士へと成長し、地球や宇宙の危機を何度も救っていくのです。

 

胸を熱くする厳選名言・名シーン集! 悟空の魂が叫ぶ言葉

孫悟空の魅力は、その規格外の強さだけではありません。

彼の純粋で真っ直ぐな心から放たれる言葉は、多くのファンの胸を打ち、伝説的な名シーンを生み出してきました! ここでは、数ある名言の中から特に印象深いものを、そのシーンと共に厳選してご紹介します!

 

名言①「よくわからねぇけど…うれしいニオイだ…」【占いババ編】

ドラゴンボールの在処を占ってもらうため、占いババの館で5人の戦士と戦うことになった悟空たち。5人目に現れたのは、お面をかぶった謎の男でした。

対峙した悟空は、その男からなぜか懐かしく「うれしいニオイ」を感じ取ります。

そして、男の正体が、死んだはずの育ての親・孫悟飯じいちゃんであることに気づいた時、「じいちゃん!」と泣きながら駆け寄り、抱きつきました。

この「よくわからねぇけど…うれしいニオイだ…」というセリフは、理屈ではなく本能で大切な人を感じ取る悟空の純粋さ、そして孫悟飯じいちゃんとの強い絆を感じさせる感動的なシーン。

思わず涙したファンも多いのではないでしょうか。

 

名言②「オラのすべてをこの拳にかける!!!!」【ピッコロ大魔王戦】

世界征服を企む恐るべき敵、ピッコロ大魔王との最終決戦。一度は敗れ、修行で力をつけて再び挑んだ悟空でしたが、ピッコロ大魔王に天津飯を人質に取られ、腕と足に大怪我を負わされてしまいます。もはや立つことすら困難な状況…。

しかし、悟空は決して諦めませんでした。残された右腕一本に、自分の全ての力を注ぎ込み、渾身の一撃を放ちます!

この時叫んだ「オラのすべてをこの拳にかける!!!!」は、仲間たちの仇を討ち、地球を守るという強い意志が込められた、悟空の魂の叫びです。この一撃でピッコロ大魔王を撃破し、地球に平和を取り戻した、悟空のかっこよさが光る名シーンです!

 

名言③「オラはここで育った孫悟空だ!!!」【サイヤ人編(vsラディッツ)】

物語が宇宙へと広がるきっかけとなった、悟空の実兄・ラディッツの地球襲来。

ラディッツは、自身がサイヤ人であること、そして本名がカカロットであることを悟空に告げ、共に惑星侵攻をしようと誘います。

しかし、地球で人間として育った悟空は、ラディッツの非道なやり方を拒絶。

サイヤ人であることに誇りを持ち、地球や地球人を下等と見下すラディッツに対し、悟空は言い放ちます。「オラはここで育った孫悟空だ!!!」。

このセリフは、血の繋がりよりも、地球で孫悟飯や仲間たちと過ごした日々を大切に思う悟空の、地球への深い愛着と、人間としての誇りを示す名シーンです。

サイヤ人の本能に抗い、自分が何者であるかを力強く宣言した、彼の人となりがよくわかる一言です。

 

名言④「オレはおこったぞー!!!!! フリーザーッ!!!!!」+「クリリンのことかーっ!!!!!」【フリーザ戦】

宇宙の帝王フリーザとの死闘の最中、悟空にとって最も大切な仲間であるクリリンが、フリーザによって目の前で爆殺されてしまいます。

クリリンは既に一度ドラゴンボールで生き返っていたため、二度と生き返ることができません…。

親友の死を目の当たりにし、悟空の怒りは頂点に達します! それまでの一人称「オラ」が「オレ」に変わり、髪が金色に逆立ち、全身から金色のオーラが迸る…そう、伝説の戦士、超サイヤ人へと覚醒したのです!

この時、悟空が叫んだ「オレはおこったぞー!!!!! フリーザーッ!!!!!」という怒りの叫び、そして、超サイヤ人となった悟空がフリーザの挑発に対し、鬼気迫る表情で言い放った「クリリンのことかーっ!!!!!」という言葉は、『ドラゴンボール』を代表する、あまりにも有名な名言です!

漫画やアニメを読んだことがない人でも、このセリフだけは知っているという人もいるほど。親友の死をトリガーとした超サイヤ人覚醒は、物語の流れを大きく変えた、まさに伝説の名シーンです!

 

名言⑥「バイバイみんな…」【セル戦】

人造人間セルとの激闘の末、追い詰められたセルは地球もろとも自爆しようとします。このままでは地球が消滅してしまう…。その時、孫悟空は恐るべき決断をします。

自爆寸前のセルに掴みかかり、界王様のいる界王星へと瞬間移動したのです!

瞬間移動する寸前、悟空は息子・悟飯や仲間たちに「バイバイみんな…」と別れを告げました。

死を覚悟した上でのこの言葉には、地球を守るための覚悟と、悟飯を誇りに思う父親としての深い愛情が込められています。

「よくやったな悟飯…」と、死の間際に息子を褒める悟空の姿は、多くのファンの涙を誘いました。地球を救うために自らの命を犠牲にした、悟空の優しさと強さ、そして父子の絆が描かれた感動的な名シーンです。

 

名言⑦「まだおめえは力の全部を出しきってねえぞ!!!爆発させろ!!!力を!!!」【セル戦(親子かめはめ波)】

セルの自爆によって一度は命を落とした孫悟空でしたが、セルは核が無事だったため再生・復活してしまいました。更にパワーアップしたセルに対し、悟飯は必死に立ち向かいますが、追い詰められてしまいます。

絶体絶命の状況で、死んだはずの悟空の声が悟飯の耳に届きました。界王様の協力を得て、あの世から悟飯に語りかけたのです。

セルが放った巨大なかめはめ波と、悟飯の放ったかめはめ波が激突し、力のぶつかり合いとなります。セルに押し負けそうになる悟飯に対し、悟空はあの世から励ましの言葉を送ります。

「まだおめえは力の全部を出しきってねえぞ!!!爆発させろ!!!力を!!!」。

そして、悟飯は悟空の幻影と共に、最後の力を振り絞り、全力のかめはめ波でセルを完全に消滅させました!

このシーンは、父と子の絆、そして世代交代を象徴する「親子かめはめ波」として、ドラゴンボール屈指の名シーンとして語り継がれています!

 

名言⑧「死んだらまた会おうなー!!」【魔人ブウ編】

セルの自爆で死んでしまった悟空は、魔人ブウとの戦いの際、一時的にあの世から現世に戻ることを許されます。しかし、現世に留まれる時間には限りがあります。

この名言は、その時間が終わり、悟空があの世へと帰る際に、仲間たちに別れを告げたセリフです。

通常ならしんみりとしてしまう別れのシーンですが、「死んだらまた会おうなー!!」という悟空らしい朗らかな言葉によって、暗くならずに済みました。

初めて会えた父親との別れに涙する息子の悟天の姿も相まって、悟空の明るさと、彼が築き上げた温かい人間関係が伝わってくる感動的なシーンです。

 

名言⑨「やるじゃねえかサタン!!! おめえはホントに世界の…救世主かもな!!!!」【魔人ブウ編】

強大すぎる魔人ブウに対し、悟空は全宇宙の人々から少しずつ気を集める「元気玉」でトドメを刺そうとします。しかし、地球の人々は孫悟空の存在を知らず、なかなか気を分けてくれません。

その時、立ち上がったのが、地球の世界チャンピオン・ミスターサタン! 彼は持ち前の人気とカリスマ性で人々に語りかけ、悟空に気を送るよう説得します。

サタンの声掛けによって世界中の人々が悟空に気を送り、巨大な元気玉が完成しました!

さらに、サタンはブウの側で倒れていたベジータを間一髪で助け出し、悟空が心置きなく元気玉を放てる状況を作りました。

このサタンのまさかの大活躍に対し、悟空は心からの感謝を込めて称賛します。「やるじゃねえかサタン!!! おめえはホントに世界の…救世主かもな!!!!」。

普段はギャグメーカーとして描かれることが多いサタンが、真のヒーローとして輝いた名シーンであり、そんなサタンを素直に認め感謝する悟空の優しさも光る名言です。

 

名言⑩「またな!」【魔人ブウ戦】

魔人ブウとの壮絶な最終決戦。全宇宙の人々、そしてあの世の人々の気まで集めた巨大な元気玉によって、ついに魔人ブウは消滅へと向かいます。

その寸前、悟空はブウに対し語りかけます。

あれほど世界を恐怖に陥れたブウですが、悟空は彼の強さを認め、その上で「今度はいいヤツに生まれ変われ」と願い、別れを告げます。

そして放たれた元気玉がブウを包み込み消滅させる瞬間、悟空は静かに言い放ちます。「またな!」。悪党として出会ったブウとの、戦いを通して生まれた奇妙な絆。

そして、再び善として生まれ変わって戦うことを願う、悟空らしいポジティブな別れの言葉です。

原作漫画の最後の戦いの締めくくりを飾るこのセリフは、多くのファンの記憶に強く残る屈指の名言となっています。

 

物語と共に進化! 孫悟空の主要変身形態を解説

孫悟空の強さを示す上で欠かせないのが、彼が次々と会得していった驚異的な変身形態の数々です!

 

大猿(おおざる)

サイヤ人が持つ最も原始的な変身形態。尻尾のあるサイヤ人が満月、あるいはそれに代わる「ブルーツ波」を1700万ゼノ浴びると、巨大な猿のような姿に変身します。

戦闘力は通常の10倍に跳ね上がり、口から破壊光線を放つことも可能です。

しかし、変身中は理性を失い暴走する危険性があり、幼い頃の悟空はこの姿で育ての親である孫悟飯じいちゃんを誤って殺してしまいました(本人は記憶していません)。

尻尾を切るか、ブルーツ波の発生源(月など)を破壊することで元の姿に戻ります。

 

超(スーパー)サイヤ人

フリーザとの激闘の中で、クリリンを殺された激しい怒りをトリガーに、孫悟空が初めて覚醒した伝説の変身! 髪が金色に逆立ち、全身から黄金のオーラを放ちます。

戦闘力は通常の50倍になると言われていますが、原作者の鳥山明氏はこの数値について「大げさだ」とコメントしています。

覚醒当初は怒りの影響で理性が不安定になり、口調も荒々しくなりましたが、精神と時の部屋での修行を経て、超サイヤ人時の精神コントロールを習得しました。

これ以降、超サイヤ人は物語におけるサイヤ人の基本的なパワーアップ形態となります。

 

超(スーパー)サイヤ人2

超サイヤ人をさらに超えるパワーアップ形態。超サイヤ人と比べて外見上の変化は少ないですが、金色のオーラに加えて青白いスパークが全身を走るのが特徴です。

孫悟空の息子である孫悟飯がセルゲームで最初に覚醒させ、その圧倒的な力でセルを打ち破りました。悟空はあの世での修行を経て、この形態に変身できるようになります。

 

超(スーパー)サイヤ人3

超サイヤ人2を凌駕する、更なるパワーアップ形態! 最大の特徴は、額まで伸びた長い金色の髪と、眉毛がなくなること。

パワーは超サイヤ人2を大きく上回りますが、スピードがやや劣り、何よりもエネルギー消費が非常に激しいという欠点があります。

悟空はあの世での修行でこの形態を会得し、魔人ブウとの戦いなどで使用しました。アニメではトランクスが(セル戦時)一度この形態に近い姿を見せています。

 

かめはめ波だけじゃない! 孫悟空の代表的な技の数々

孫悟空は様々な武術の師に学び、あるいは独学で、数多くの強力な技を習得してきました。その中でも代表的な技をご紹介します!

 

  • かめはめ波(かめはめは): 亀仙人が50年かけて編み出した亀仙流の奥義! 体内の気を両手に凝縮し、強力なエネルギー波として放出します。悟空は一度見ただけで会得し、自身の代名詞となる必殺技となりました。多くのキャラクターが習得し、様々なアレンジ技も生まれています。使い手の力量次第でその威力は無限大に高まります。

 

  • 界王拳(かいおうけん): 界王様から教わった技。体内の気を瞬間的に何倍にも増幅させ、パワー、スピード、あらゆる力を一時的に向上させます。「2倍」「3倍」「4倍」…と倍率を上げることが可能で、悟空は最大で20倍まで使用しました。かめはめ波などの攻撃技と組み合わせて使うこともできます。しかし、体への負担が非常に大きく、使いすぎると肉体を壊してしまう危険があります。超サイヤ人になってからは、そのままでも大幅にパワーアップするため使用しなくなりました(『ドラゴンボール超』ではブルーとの併用も)。

 

  • 元気玉(げんきだま): こちらも界王様から教わった技。自分自身の気だけでなく、周囲の自然や生きとし生けるもの全てから少しずつ気を集め、巨大なエネルギーの塊を作り出します。集めた気が多ければ多いほど威力は増大し、文字通り桁違いの破壊力を持つ、物語のクライマックスでトドメに使われることの多い必殺技です。しかし、気集めに時間がかかる上、気を集めている間は無防備になるという大きな欠点があります。また、悪人から気を集めることはできず、基本的に善人にしか使えない技です。

 

  • 瞬間移動(しゅんかんいどう): ナメック星でのフリーザ戦の後、たどり着いたヤードラット星で習得した技。相手や場所の気を感じることで、一瞬でその場所に移動できます。どれだけ離れた惑星間でも移動可能という驚異的な移動手段ですが、気の感じられない場所には移動できません。移動だけでなく、戦闘中に相手の攻撃を回避したり、間合いを一気に詰めて攻撃したりと、様々な応用が可能です。

 

  • ジャン拳(ジャンけん): 幼少期、育ての親である孫悟飯じいちゃんから教わった、じゃんけんの要領で繰り出す初期の必殺技。グーはパンチ、チョキは目潰し、パーは平手打ち。かめはめ波を習得する前の、悟空の主要な攻撃手段でした。

 

  • 残像拳(ざんぞうけん): 高速移動によって自分の残像を作り出し、相手に自分の居場所を誤認させる技。相手の攻撃をかわすのに有効です。ただし、気の読める相手には見破られやすくなります。

 

  • 舞空術(ぶくうじゅつ): 体内の気をコントロールして放出することで、空中に浮いたり自由に飛び回ったりする技。もともとは鶴仙流の技ですが、多くのZ戦士が習得しました。訓練次第で誰でも使えるようになり、ブルマの娘ビーデルもマスターしています。物語が進むにつれて、高速での飛行も可能になりました。地球外の敵キャラクターは、最初から舞空術に似た飛行能力を持っていることが多いです。

 

  • 太陽拳(たいようけん): こちらも鶴仙流の技で、天津飯が編み出しました。額に両手をかざし、強烈な閃光を放って相手の目をくらませる技です。戦闘中に相手の動きを止めたり、隙を作ったりするのに非常に有効で、使い勝手の良い技のため、悟空やクリリンなど多くのキャラクターが習得しました。アニメではクリリンが「100倍太陽拳」という強化版も披露しています。

 

ジャンプのヒーロー! 孫悟空と『ONE PIECE』ルフィの共通点とは?

孫悟空は、『週刊少年ジャンプ』の歴代主人公の中でも特に知名度が高く、日本の漫画・アニメを象徴するキャラクターの一人です。

そんなジャンプには、孫悟空のように世界中で愛されるヒーローが他にもいます。

その代表格が、『ONE PIECE』の主人公、モンキー・D・ルフィです! 実は、この二人の偉大な主人公には、いくつかの共通点があると言われています。

最もよく挙げられる共通点は、その「超」がつくほど前向きで楽天的な性格です!

孫悟空はどんな強敵を前にしても決して諦めず、困難を楽しむかのようなポジティブさで立ち向かいます。

「ワクワクする」といった言葉に代表されるように、ネガティブな感情を表に出すことはほとんどありません。

一方、『ONE PIECE』のルフィも、「海賊王になる」という揺るぎない目標に向かって、どんな困難や強敵にも笑顔で立ち向かっていきます。

絶望的な状況でも決して希望を失わない、太陽のような明るさを持っています。

また、その明るく前向きな性格ゆえに、多くの人々が彼らに惹きつけられ、強い絆で結ばれた仲間が集まってきます。仲間を何よりも大切にし、仲間を傷つけられた時には普段からは想像もできないほどの怒りを見せる点も、この二人に共通する魅力です。

まさに「友情・努力・勝利」という『週刊少年ジャンプ』のテーマを体現するような、偉大なヒーローたちなのです!

 

レジェンド声優・野沢雅子! 孫悟空に命を吹き込んだ声

アニメ版の孫悟空の魅力を語る上で、絶対に欠かせないのが、担当声優の野沢雅子氏です! 野沢氏は日本の声優界における文字通りの「レジェンド」。

長年にわたり第一線で活躍され、その唯一無二の声で数々のキャラクターに命を吹き込んできました。

野沢氏の演技があったからこそ、アニメの孫悟空はあれほど多くの人々に愛されるキャラクターになったと言っても過言ではありません。

彼女の凄さは、少年時代の無邪気な悟空、青年期の頼もしい悟空、そして超サイヤ人になった時の荒々しい悟空といった、成長や状態による悟空の演じ分けはもちろんのこと、孫悟飯、孫悟天といった悟空の息子たちの声も一人で演じ分けている点です!

声色やトーンを見事に変え、それぞれのキャラクターの個性を見事に表現するその技術は、まさに神業と呼ぶにふさわしいでしょう。

野沢氏は3歳で子役デビューという非常に長いキャリアを持ち、声優としては『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎(初代)や目玉おやじ(第6作)、『ど根性ガエル』のひろし、『銀河鉄道999』の星野哲郎、『怪物くん』の怪物くんなど、日本のテレビアニメ史に残る数多くの主人公や主要キャラクターを演じています。

その功績から、声優アワードの功労賞など、数々の賞を受賞しています。

野沢氏の力強い、それでいて温かみのある声こそ、孫悟空というキャラクターの魂そのものと言えるでしょう。

 

まとめ:数々の名言と名シーンを生んだ、世界に誇るヒーロー

この記事では、『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空について、そのルーツや人となり、胸を熱くする数々の名言・名シーン、物語と共に進化した変身形態、そして代名詞ともいえる必殺技の数々、さらにジャンプの先輩後輩であるルフィとの共通点、そして彼に命を吹き込んだ声優・野沢雅子氏について詳しく解説しました。

孫悟空は、ナメック星から地球にやってきたサイヤ人でありながら、地球での経験を通して優しさを学び、数々の困難に立ち向かい、自身の限界を超え続けることで最強の戦士へと成長しました。

彼の冒険の中で生まれた「クリリンのことかーっ!!!!!」に代表される名言や、「親子かめはめ波」といった名シーンは、今も多くのファンの記憶に鮮烈に残っています。

大猿、超サイヤ人といった驚異的な変身、そしてかめはめ波、元気玉などの強力な技の数々も、彼のヒーローとしての姿を彩っています。

明るく前向きな性格で、仲間を大切にする孫悟空は、世界中の人々に勇気や感動を与えてきた、まさしく唯一無二のヒーローです。

野沢雅子氏の魂を込めた声と共に、孫悟空はこれからも永遠に語り継がれていくでしょう。ぜひこの記事を参考に、孫悟空のかっこいい活躍や言葉の数々を改めて振り返ってみてくださいね!

 

この記事で紹介した孫悟空以外にも、『ドラゴンボール』の世界には魅力的なキャラクターがたくさん! 彼らの気になる強さは一体どのくらい?

「あのキャラがランクインしてる!」「意外なキャラが上位に!!?」…ファン必見の強さランキング形式でまとめてみました! 続きはこちらの記事からどうぞッ!

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