『ドラゴンボールZ』の劇場版に登場する強敵たちの中でも、フリーザの兄・クウラ率いるクウラ機甲戦隊は、少数精鋭の恐るべき部隊として強烈な印象を残しました! 彼らはフリーザのギニュー特戦隊をも凌駕する個々の実力を持つとされ、それぞれの個性的な能力や外見も魅力です。
そんなクウラ機甲戦隊の中でも、巨体とパワーで圧倒的な存在感を放っていたのが、緑色の肌を持つ戦士ドーレです!
当記事では、クウラ機甲戦隊最強とも言われるパワーファイター・ドーレに焦点を当て、その戦闘力や強さ、意外な名前の由来、そして地球での戦いと最期まで、徹底的に解説しちゃいますッ!
【ドラゴンボール】フリーザの兄・クウラの精鋭部隊! クウラ機甲戦隊とは?
ドーレが所属するクウラ機甲戦隊は、劇場版『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』(1991年公開)に登場した、宇宙の帝王フリーザの兄であるクウラの直属の部下たちです。ギニュー特戦隊が大所帯だったのに対し、クウラ機甲戦隊はドーレ、ネイズ、そしてリーダーのサウザーのわずか3人で構成される少数精鋭部隊。
この少人数ながらも、1日に7つの星を制圧することも可能と言われるほど、恐るべき実力を持ったチームでした。
彼らは個々の戦闘力において、フリーザが率いるギニュー特戦隊をも上回るとされています。
ギニュー特戦隊の隊長であるギニューの戦闘力が12万であったのに対し、クウラ機甲戦隊はメンバー全員がそれを凌駕する実力を持っていました。
クウラ機甲戦隊のパワーファイター! ドーレのプロフィール
クウラ機甲戦隊の中でも、一際目を引く巨体の持ち主がドーレです! 彼は大陸がマグマの中に存在する過酷な惑星クウラNo.256の出身。
その環境で鍛え上げられた肉体は非常に屈強で、緑色の肌に長い黒髪、そしてヘルメットを被っているのが特徴です。クウラ機甲戦隊の中ではパワー担当であり、高い耐久性と残虐な性格を持っています。
そして意外なことに、ドーレは元宇宙プロレス連盟のレスラーというユニークな経歴を持っています!
これまでの格闘家や戦士といったキャラクターとは一線を画す、異色の肩書は彼のキャラクターをさらに印象深いものにしています。
ドーレの戦闘力はクウラ機甲戦隊最強!? 強さと名前の由来を考察
クウラ機甲戦隊は少数精鋭ですが、その中で誰が一番強いのでしょうか? メンバーの戦闘力を見てみましょう。
- サウザー(リーダー):戦闘力 170,000
- ネイズ:戦闘力 163,000
- ドーレ:戦闘力 185,000
この数値からわかる通り、クウラ機甲戦隊の中で最も戦闘力が高いのはドーレです! 頭脳明晰でリーダーシップを取るサウザーよりも、パワーファイターであるドーレの方が単純な戦闘力では上回っていました。
ギニュー特戦隊の隊長ギニュー(戦闘力12万)をも大きく超えており、ドーレ一人でギニュー特戦隊を壊滅させることも可能であったと推測されるほどの高戦闘力です。
名前の由来はまさかの「ドレッシング」?!
『ドラゴンボール』のキャラクターの名前の多くは、鳥山明氏によるユニークなダジャレや言葉遊びから来ていますが、クウラ機甲戦隊のメンバー名も例外ではありません。
彼ら全員の名前は、なんと「サラダにかける調味料」が由来となっています!
- ドーレ → ドレッシング
- サウザー(リーダー) → サウザンアイランドドレッシング
- ネイズ → マヨネーズ
強面の戦闘集団ながら、その名前の由来は日常的な調味料というギャップが、彼らのキャラクター性をより一層際立たせていますね!
悟空たちを襲撃! ドーレの最後は?
クウラ機甲戦隊は、孫悟空を倒すというクウラの命令を受け、フリーザが倒された後の地球に襲来します。彼らが発見したのは、ちょうど川原でキャンプを楽しんでいた孫悟空、孫悟飯、クリリンたちでした。
ドーレはネイズと共に悟空と悟飯を襲撃。戦闘では、悟空の膝蹴りが炸裂してもなお悟空を締め上げ続けるなど、パワーファイターらしいタフさを見せつけます。
しかし、ネイズが悟空に攻撃を仕掛けた際に悟空が回避し、その攻撃がドーレに誤爆してしまうというシーンも描かれました。
その後、クウラが登場し、悟空を滝つぼに吹き飛ばします。
クウラの指示で、ドーレたちは生存を確信された悟空たちを探し始め、仙豆を手に入れた悟飯を発見し襲撃を再開。そこに悟飯を助けるため、ピッコロが現れます!
ドーレは真っ先にピッコロに攻撃を仕掛けますが、ピッコロに攻撃をかわされ、肘打ちを受けて地上に叩きつけられてしまいます。
それでもすぐに立ち上がり、逃げる悟飯を追撃しようとしますが、時すでに遅し。
ピッコロが放った追跡エネルギー弾が、ドーレに命中。これが致命傷となり、彼はそのまま死亡しました。クウラ機甲戦隊のタフなパワーファイターも、ナメック星での修行を経て大きくパワーアップしたピッコロの前には及びませんでした。
ドーレの声を担当した名優は?
アニメ版『ドラゴンボールZ』で、ドーレの声を担当したのは、日本の声優界を長年支えるベテラン、佐藤正治氏です。
佐藤正治氏は1970年代から声優として活動されており、多数の人気作品に出演されています。
『ドラゴンボール』シリーズでは、ドーレの他にも、初期のレッドリボン軍ブラック参謀や、ナメック星の最長老、そして『ドラゴンボール改』以降の亀仙人役など、幅広いキャラクターを演じられています。
『キン肉マン』シリーズのバッファローマン、『名探偵コナン』の鈴木次郎吉(3代目)など、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう人気キャラクターを多数担当されている、実力派声優です。ドーレの迫力ある声は、佐藤氏の演技によって生まれました。
まとめ:パワーで圧倒! クウラ機甲戦隊の最強戦士ドーレ
この記事では、劇場版『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』に登場した、クウラ機甲戦隊のメンバー、ドーレについて詳しく解説しました。
ドーレは、クウラ機甲戦隊の中でも最も戦闘力が高いパワータイプの戦士であり、その数値は18万5千と、ギニュー特戦隊の隊長をも上回る実力を持っていました。
「ドレッシング」という意外な名前の由来や、元宇宙プロレス連盟のレスラーというユニークな経歴も彼の魅力です。
地球に襲来し、孫悟空たちを追い詰めますが、最後はパワーアップしたピッコロの追跡エネルギー弾によって倒されました。
短い出番ながらも、その巨体とパワー、そして精鋭部隊の一員としての実力で、ファンの記憶に深く刻まれているキャラクターと言えるでしょう。
この記事で紹介したドーレ以外にも、『ドラゴンボール』の世界には魅力的なキャラクターがたくさん! 彼らの気になる強さは一体どのくらい?
「あのキャラがランクインしてる!」「意外なキャラが上位に!!?」…ファン必見の強さランキング形式でまとめてみました! 続きはこちらの記事からどうぞッ!

フリーザ一味に関しては以下の記事をご覧ください!

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